家族葬の弔電のお礼のやり方
家族葬の場合でも、普通の葬儀と同じように弔電を受ける場合もあります。
家族葬であっても、電報をいただいたら何らかのお礼をするのがマナーです。
地域によっては、返礼として品物を送るのが慣習ということもありますが、礼状を送ることが一般的だと言われています。
手紙として送る場合は、白無地やグレーの便せんを使うといいでしょう。
故人の好きだった色やデザインを使うこともありますが、特に目上の方への礼状は白かグレーの無地のが無難です。
手紙でもはがきでも文面は「謹啓」という言葉で始め「この度は父(母など)××××の葬儀に際し丁重な弔電を賜り、ありがとうございました」などと続けます。
最後は「略儀ながら書中をもちまして謹んでお礼申し上げます」などと結び、「謹白」などのことばで締めくくりましょう。
そして日付と住所、喪主の名前を書き、「他親族一同」などと入れることもあります。
送るタイミングは葬儀から1週間以内を心がけてください。
特に家族葬の場合は、送り主は葬儀に参加していないため葬儀が滞りなく終了したことを知らせる意味でも、なるべく早く送ることをお勧めします。
家族葬の場合でも会社から弔電を送るべきか
家族葬は近年増えているお葬式の形式です。
低予算で行えて負担も少ないところに特徴があります。
一般的なお葬式の場合には、会社や取引先の関係者などから弔電を受けることがあります。
家族葬の場合にはどうなるのかと気になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、家族葬であっても弔電を送ることは出来ます。
会社関係者は参列できないことがあるので、送ること自体に全く問題はありません。
ただし、香典についてはこの限りではないこともあります。
香典は家族葬では辞退する方が多いです。
そのため、その意思に合わせるようにしましょう。
遺族の負担にならないようにお花や線香を送る方法もあります。
その際にお返しが不要であることを伝えることも有効といえます。
あくまで遺族の意向を意識しておくことが重要といえるでしょう。
宛名は喪主の名前にする必要もあります。
喪主の名前がわからない場合には、事前に会場に問い合わせを行うことが重要となっています。